投資をして利益が出ると、もちろんその利益に税金がかかってきます。
同じような投資商品でも、税率が異なることがありますので注意が必要
です。
── 今日のキーワード ────────────────────────
● 上場株式投資信託=10%! 公社債投資信託=20%!
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投資信託とは、複数の人からお金を集め、それを株式や債券等に投資し
て、利益を上げていく事を目的とした商品です。
そしてその利益は、投資してくれた人へ分配されることになります。
投資をした人は、その利益に対して税金を取られるわけですが、同じような商品でもその税率が異なりますので、税率のことも考慮した上で投資商品をお選び頂ければと思います。
投資信託には、株式を中心に運用を行う「株式投資信託」と、国債や公社債、短期金融商品等を運用する「公社債投資信託」等があります。
株式投資信託の利益に対する税率は、次のようになっています。
○株式投資信託の償還益 10%(平成20年3月31日までは10%
で、それ以降は20%)
○株式投資信託の譲渡益 10%(平成19年12月31日までは10%
で、それ以降は20%)
これに対して、公社債投資信託の利益に対する税率は、分配金・譲渡益ともに20%となっています。
この税率の差、大きいですね!