会社員の方がアルバイトをして給料を得ている場合、税金を取り戻すチャンスです。
── 今日のキーワード ────────────────────────
● 2ヵ所から給料を得ている場合は、確定申告をするだけで税金を
取り戻すことができる可能性が大です!
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会社員の方は、会社が行う「年末調整」でその年の税金の精算が終了するので、確定申告をする必要はありません。
ただし、「年末調整」は一ヶ所の勤め先でしか行うことができません。
例えば、A社の社員として給料を得ている方がB社でアルバイトをしている場合、A社では年末調整をしてもらえますが、B社では年末調整をしてもらえません。
更に、アルバイトであるB社の給料からは、多くの場合、通常よりも高い税率で計算された所得税が源泉徴収されています。
従いまして、B社のアルバイト給料について確定申告をした場合、税金が還付される可能性が非常に高いのです。
例)
A社(主たる勤め先)からの給料収入 500万円
B社(アルバイト先)からの給料収入 96万円(8万円/月)
このような場合、確定申告をするだけで 4万8千円 の所得税が還付されることになります。