53. 株式の売買は税務署にバレる?

サラリーマンの場合、株式の売却益が20万円以下の場合は確定申告をしなくても良いことになっています。

つまり税金を支払う必要はないのですが、売却益が20万円を超えた場
合で確定申告をしないとどうなるのでしょう?

── 今日のキーワード ────────────────────────

 ● 1回の売却収入が30万円超、又は年間合計の売却収入が100万円超
   の取引は、税務署に把握されています!

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株式を売却して、『1回の収入が30万円を超す取引を行った場合』又は、1回の収入が30万円以下でも、それらの取引を合計して『年間100万円超の収入を得る取引を行った場合』は、

証券会社は収入を得る人(証券会社から見たお客様)の氏名・住所・売買銘柄・金額等を記した、支払調書という書類を税務署に提出すること
になっております。

上記の『30万円』と『100万円』という基準は、株式の売却益ではなく株式の売却収入です。

つまり、1回の売却収入が30万円を超えているか、年間の売却収入が100万円超えていて、なおかつ売却益が20万円を超えている場合で
確定申告をしていない場合は、税務署から無申告であることを指摘される可能性があります。


もっとも、税務署も限られた人員で、費用対効果を考えながら税務調査を行うので、軽微な申告漏れは見過ごされる可能性があります・・・。

とはいいつつも、確定申告が必要な時はきちんと申告して、大手を振って歩きましょうね(^O^)!