火災保険料を支払っている場合、損害保険料控除という制度を利用して
節税できる、というのは前号のお話。
今日は損害保険料控除の続編です。
── 今日のキーワード ────────────────────────
● 数年分を前払いした場合は、その年分に該当する部分のみ
損額保険料控除の対象となります！
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
火災保険は賃貸マンションの更新時などに、数年分を一括で支払うこと
がよくあります。
この場合、保険料を一括払いした年に、支払った全額が損害保険料控除
の対象となるわけではありません。
例えば３年分の火災保険料を一括で支払った場合は、支払った保険料の
３分の１の金額が、３年間にわたって損害保険料控除の対象となってい
くことになります。
前払いした年分も、忘れずにきちんと節税しましょう(^O^)。