3. 上場株式を売買したときの税金

最近、インターネットを利用して株式の取引をする、個人の投資家さんが増えているようですね。

インターネットって本当に便利ですね(^^。

さて、上場株式を売買する時は通常、証券会社に自分の口座を持つ必要があります。
証券会社が用意している口座は3つあります。

1)一般口座
2)源泉徴収ありの特定口座
3)源泉徴収なしの特定口座

選択する口座の違いにより、支払う税金も違ってきます!



── 今日のキーワード ────────────────────────

 ● サラリーマンには源泉徴収なしの特定口座がお薦め !

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サラリーマンは株式の売却益が20万円以下であれば、税金(所得税)を払わなくても良いことになっています。

しかし、『源泉徴収ありの特定口座』を選択すると、たとえ売却益が20万円以下でも、売却益の10%が税金として自動的に差し引かれることになります。

そうです。
『源泉徴収あり』の口座を選択すると、年間を通して売却益20万円以下の場合、本来なら払わなくてもいい税金を支払うことになるのです。

売却益が結果的にいくらになるかは神のみぞ知るです。
しかし、『源泉徴収なしの特定口座』を選択すると、税金を払わなくても済む可能性があるのです。

無駄な税金など払わず、少しでも資産を増やしましょう!



■用語説明
【源泉徴収】
源泉徴収とは、特定の所得の支払者に、その所得の支払いをする際に所定の所得税額を天引き徴収させることです。

少し分かりにくいですね。

お給料をもらう際に所得税が天引きされていますよね。
要するに、そういうことを「源泉徴収」って言うのです。

今回の株式売買のケースにあてはめると、

●特定の所得の支払者=証券会社
●所得の支払いをする際=株式の売買代金を証券会社のお客さまに支払う際
●所定の所得税額=売却益の10%

と、いうことになります。