19. 小規模企業共済

個人事業主や会社社長も退職金がもらえる?

── 今日のキーワード ────────────────────────

 ● 節税しながら自分の退職金を積み立てましょう!

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小規模企業共済とは、個人事業主や会社役員が、事業を廃止したり役員
を退職した場合に、その後の生活の安定や事業再建の資金を準備してお
くための制度です。

小規模企業共済の掛金は、月々1,000円から70,000円の範囲
で選ぶことができます。

ポイントは、
掛金の全額を、所得金額から控除することができるという点です。

例)
○ 課税所得金額300万円の個人事業主が、
○ 月額7万円 の共済(年間で84万円の所得控除額となる)に加入している場合、
○ およそ、17万円の節税になります。


銀行にお金を預けていても、節税効果はゼロです。

リタイヤ時の楽しみである退職金を積み立てながら、抜群の節税効果を
発揮する共済制度を利用しない手はありません(^O^)。



■ ご注意

小規模企業共済に加入できる人は、
常時使用する従業員(注)が20人(商業とサービス業では5人)以下
の個人事業主と会社の役員、一定規模以下の企業組合・協業組合及び農
事組合法人の役員の方です。

(注)常時使用する従業員には、家族や臨時従業員は含まれません。
また、加入後に従業員が増えても共済契約は継続できます。